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臨床検査機器

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多項目自動血球分析装置 XN-Lシリーズ
XN-550、XN-450、XN-350

多項目自動血球分析装置 XN-2000

XNシリーズの技術を踏襲した
高機能コンパクトモデル
  • 省スペース
  • ネットワーク保守

特長

確立された3つの測定原理

Flow Cytometry

半導体レーザーを使用したフローサイトメトリー法の測定原理

半導体レーザーを使用したフローサイトメトリー法では、細胞に633nmのレーザーを照射して得られる前方散乱光(FSC)、側方散乱光(SSC)、側方蛍光(SFL)の信号を用いて、細胞をカウント・分類しています。 2種類の散乱光(FSC、SSC)は、細胞表面構造、粒子形状、核形態、屈折率および反射率などを反映し、一般的には、FSCは細胞が大きくなるほど、SSCは細胞内部構造が複雑になるほど信号が大きくなります。また、側方蛍光は主に核酸や細胞小器官の種類と多寡を反映しています。これら3つの信号からデジタル技術やアルゴリズムを駆使して、白血球、網赤血球、血小板の分類・カウントおよび異常細胞や幼若細胞を検出しています。体液検体測定(BFモード)において、WDFチャンネルでは全血モードの約10倍の粒子数をカウントしています。

Sheath Flow DC

シースフロー DC検出法の測定原理 RBCチャンネル

RBCチャンネルでは、シースフローDC(直流電流)検出法で赤血球数をカウントしています。ノズルの先端より、希釈された試料が押し出され、血球はシース液に包まれてアパーチャ中央部の一定軌道を通過します。一つ一つの血球がアパーチャの中央部を通過するため、血球の容積情報を正確に計測します。またデジタル波形処理技術の革新により、細胞の信号だけを鋭敏に捕らえます。体液検体測定(BFモード)において、RBCチャンネルでは全血モードの約3倍の粒子数をカウントしています。

SLS-Hemoglobin

SLS-ヘモグロビン法の測定原理 HGBチャンネル

SLS-ヘモグロビン法は、Sodium Lauryl Sulfate(SLS)を使用したノンシアンのヘモグロビン濃度測定法です。反応機序は以下のように考えられています。

第1段階(SLSと赤血球膜との溶血反応)

SLSは赤血球膜に主としてイオン結合、副として疎水結合により吸着結合を起こします。同時に、吸着結合は赤血球膜のリン脂質の可溶化をもたらし、その結果、膜蛋白構造に変化を与えることにより、赤血球内部からヘモグロビンが流出すると推察されます(溶血)。

第2段階(SLSによるグロビンの立体構造変化)

溶血と同時に遊離したヘモグロビンは、SLSの疎水基とグロビンの結合作用により、立体構造に変化を受けるものと考えられます。

第3段階(酸素によるヘム鉄の酸化)

グロビンの立体構造変化と同時に、2価であるヘム鉄は、ヘム鉄と結合している酸素や溶存酸素によって容易に3価になります。

第4段階(SLSの配位)

3価のヘム鉄にSLSの親水基が配位し、安定したSLS-ヘモグロビンが形成されます。SULFOLYSERを使用した場合、ここまでの反応は10秒以内に完了することが確認されています。

SLS-ヘモグロビンは、波長535nmに最大ピーク、560nmにショルダーピークを持つ吸収曲線を示します。装置内では、波長555nmの光を照射し、その吸光度を測定しています。

クリニカルバリュー(XN-550、XN-450、XN-350)

RET Channel

RET測定*

小型モデルにRET(網赤血球)測定チャンネルを搭載し、Ret- He(網赤血球ヘモグロビン等量)も測定可能です。RETによる赤血球産生モニタリングやRet-Heによる網赤血球中のヘモグロビン動態がモニタリングできます。追加オプションによりIPF*(幼若血小板比率:研究用項目)の測定が可能です。 *オプション

BF Mode

体液測定*

検体の前処理なしに、体液中の白血球数カウントと単核球(MN)多核球(PMN)分類が可能です。主に慢性炎症、ウイルス感染症で単核球が、急性炎症時に多核球が増加すると言われています。その他、研究用項目として好中球(N E- B F)、リンパ球( LY- B F )、単球(MO-BF)、好酸球(EO-BF)の4分類が可能です。 *オプション

L-WBC Mode

低値白血球測定*

全血モードの約2倍の粒子数をカウントすることにより、低値の白血球を高精度に測定することが可能です。また、白血球低値時にも5分類報告が可能となり、化学療法および移植後の生着モニタリング等に活用できます。
*オプション

Research Paramater

その他

赤血球/血小板系の研究用項目として、FRC(破砕赤血球)、HYPO-He(低色素性RBCの比率)、HYPER-He(高色素性RBCの比率)、MicroR( 小型赤血球比率)、MacroR( 大型赤血球比率)、RPI(網赤血球産生指標)、PLT-O(光学的検出法による血小板数)等の測定が可能です。

ユーザビリティ

共通機能

省スペースを実現

白血球5分類と網赤血球分類機能を搭載し、装置サイズを小型化しています。

少ない検体量

血液量約25μLで白血球5分類と網赤血球分類が可能です。

検体ごとのディスクリート測定が可能 (XN-550、XN-450、XN-350)

検体ごとに選択したディスクリート測定により、必要な試薬の試みを使用した測定が可能です。

わかりやすい操作性

全ての操作はタッチパネルに対応しています。

ルールに応じた自動判定(最大100件)

運用に応じて設定したルールにて測定結果を自動判定し、再検フラグやコメント等の情報付与が可能です。

自動希釈液分注機能

希釈モード測定時の希釈検体作成用に希釈液120μLを自動分注することが可能です。

XNシリーズと共通の試薬構成、
一部試薬の小容量化(セルパックDFL、ライザセルWDF、フルオロセルWDF)

簡便な試薬管理

染色液パッケージがカートリッジとなっており、 簡単に交換可能です。RFIDタグが付いているため、カートリッジをセットするだけで、試薬情報を認識し適正に管理できます。

個別機能 : サンプラ測定XN-550

検体の随時追加

XN- 550のサンプラは2つの引き出し(各10検体)に分かれており、測定動作中にも片側ラックは検体の随時追加が可能です。

自動再検・再測定が可能

測定エラーの再検、測定結果を判定した再検、測定結果に応じた追加項目の測定を自動で行うことが可能です。

SNCS

SNCS mobile

オンラインQC

日々の精度管理データをSNCSサーバーへ自動送信し、母集団のデータと比較することで、測定結果の信頼性をサポートします。

コントロール表示値の自動配信

コントロールのロット変更時にSNCSサーバーから表示値を自動配信、登録ができます。手作業での表示値登録は不要です。

Web情報サービス

パソコンからSNCS専用Webサイトへアクセスすることにより、シスメックスが蓄積してきた学術・技術情報等の豊富なコンテンツの閲覧が可能です。

プロアクティブサービス 故障予測

各種センサーにて取得した分析装置の動作情報をSNCSサーバーへ自動送信し、日々得られたデータをもとに分析・解析を行い、故障を予測、異常が発生した際には迅速なサポートを実施します。

※SNCS BBにも対応可能

オプション対応表

XN-550 XN-450 XN-350 XN-330
測定項目 CBC
DIFF
RET -
IPF(※RETオプション必須) -
測定モード 全血
希釈
(希釈液120μL自動分注機能有り)
低値白血球 -
体液 -
スピードアップオプション -
オプションGPプリンタ

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仕様

測定項目 WBC、RBC、HGB、HCT、MCV、MCH、MCHC、PLT、RDW-SD、RDW-CV、PDW、MPV、P-LCR、PCT、NEUT#、LYMPH#、MONO#、EO#、BASO#、NEUT%、LYMPH%、MONO%、EO%、BASO%、RET%*、RET#*、IRF*、LFR*、MFR*、HFR*、RET-He*、WBC-BF*RBC-BF*、MN#*、PMN#*、MN%*、PMN%*
*RETオプション、BFオプション
処理能力 最大約60検体/時間
スピードアップオプション搭載時:最大約70検体/時間*
*オプション
吸引血液量 全血モード : 約25 μL
希釈モード : 約70 μL
体液モード* : 約70 μL
*オプション
記憶検体数
記憶検体
:100,000件
患者情報
:10,000件
病棟登録
:200件
医師名登録
:200件
測定登録機能
:2,000件
校正履歴
:20件/測定部
QCファイル
:99ファイル/測定部
(300プロット/ファイル)
試薬交換履歴
:5,000件
保守履歴
:5,000件
レーザークラス クラス (I IEC60825-1:2007)

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諸元

  幅×高さ×奥行(mm) 重量(kg) 電源(50Hz/60Hz) 消費電力(50Hz/60Hz)
XN-550 測定部 約450×約450×約660 約53 AC100~240V 250VA
モニター部 約270×約205×約240 約3 AC100~240V 36VA
XN-450 約450×約440×約460 約35 AC100~240V 235VA
XN-350 約450×約510×約460 約35 AC100~240V 235VA

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医療機器製造販売届出番号

28B2X10007000129

※外観・仕様については改良のため予告なしに変更することがあります。
※このページの商品情報は、日本国内販売向けのもので、その他の地域については異なる場合があります。

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